麦飯の健康効果と美味しい食べ方

麦とろ飯

 

 

麦飯といえば、炊きたての麦飯にたっぷりととろろをかけて食べる「麦とろ飯」が定番でしょう。

 

麦は白米に比べてカルシウムは4倍、鉄分は2倍、食物繊維は10倍以上含んでいます。また、山芋にはビタミンBとミネラルがたっぷり含まれていますから、麦とろ飯はとても健康的なメニューなのです。

 

先ずは、麦飯を炊きましょう。最初に、カップ1杯の押麦をカップ2杯の水に1時間浸けておきます。麦は洗う必要はありません。続いて、カップ2杯の白米を研いでから炊飯器の中に入れ、カップ2杯の水に30分浸けておきましょう。

 

そして、水に浸けておいた押麦を、その浸け水ごと炊飯器の中の白米に加えて炊きます。炊き上がった時には、麦が上の方に固まっているので、上下を返すようにさっくりと混ぜてから、麦と白米の水分が均等になるように30分くらいは蒸らすようにします。そうすれば、美味しい麦飯に仕上がるはずです。

 

続いては、とろろを作りましょう。山芋の皮を剥いたら、しばらく酢水に放しておきます。だし汁には、卵を1個、味噌を大さじ2杯、みりんを大さじ1杯、醤油を大さじ1杯入れてよく混ぜ合わせておきましょう。

 

続いて、すり鉢で山芋をすり、調味料と合わせてとろろを作ります。炊き立ての麦飯に、とろろをたっぷりとかけて、その上から青海苔を散らせば麦とろ飯の完成です。